フィンジア含有のピディオキシジルに育毛効果はない?

 

「ピディオキシジル」は育毛に対して効果があるとされ、最近注目されている成分です。

 

フィンジアには、ピディオキシジルが2%配合されています。

 

ですが、そもそもピディオキシジルを知らない方が多いのではないでしょうか?

 

・本当に育毛効果がある成分なのか?
・もしあるなら具体的にどのように作用して育毛効果を生み出しているのか?

 

等、疑問に思われる方も多いかと思います。

 

そこで、ピディオキシジルの効果の真実について解説していきたいと思います。

 

ピディオキシジルが含まれている育毛剤に興味がある方にとって役立つ情報になっておりますので、是非最後までご覧ください。

 

フィンジアに含まれているピディオキシジルに育毛効果はある?ない?

ピディオキシジルとは?

まずはじめに、ピディオキシジルについて簡単に説明します。

 

ピディオキシジルは、正式名称では、ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドと呼ばれており、略称としてピディオキシジルと呼ばれています。

 

育毛目的の有効成分があるとしてインドのKumarOrganic社によって開発されました。

 

また、ミノキシジル誘導体とも呼ばれており、ミノキシジルと似た構造を持っています。

 

ミノキシジルは、日本皮膚科学会の男性型脱毛症診療ガイドラインで、正式に発毛効果を認定されているものです。

 

ですので、ミノキシジルと同様に発毛効果が期待できると思いきや、ピディオキシジルには、発毛効果は正式に認められていません。

 

ただ、全く効果がないというのではなく、まだ最近の成分のためよくわかっていないというのが現状のようです。

 

しかし、KumarOrganic社からマウスを使った実験では効果があるというデータが出てきているので、今後に期待ですね。

 

そこで、まずは今後期待できる可能性がある効果について、ピディオキシジルを解説していきます。

●ミノキシジルについての補足

 

ミノキシジルは、血管拡張作用を持っており、本来は、降圧剤として使用されていました。
しかし、毛乳頭細胞に働きかけて発毛を促進させるという副作用が認められました。本来は意図していなかった作用ですが、現在はこれを利用して発毛目的として用いています。
ただし、副作用もあり、頭皮のかゆみ、発疹、かぶれなどが報告されています。

フィンジアに含まれているピディオキシジルに期待できる効果とは

ピディオキシジルのマウス実験


出典:https://www.slideshare.net/Kumarorganicproducts/kopyrrol-brochure

ここでは、ピディオキシジルを「KOPYRROL」「Triaminodil」と記載しているようです。

 

左の図が、試験管内でNIH3T3というマウスの皮膚から分離した培養細胞(繊維芽細胞)を使った試験です。

 

トルブタミドというカリウムチャネルが解放されるのを阻害する成分(要はNIH3T3を阻害する)に関して、ミノキシジルと、ピディオキシジルをそれぞれ入れたときに、トルブタミドがNIH3T3の増殖を阻害する効力をどれだけ抑えたかという結果を表しています。

 

この細胞は、皮膚の中で一番厚い真皮に含まれる細胞です。

 

育毛という観点で考えると、この試験は、トリブタミドの細胞増殖を阻害する効力を抑えられれば抑えられるほど良いことになります。

 

左の図の左側のグラフ群がミノキシジルを入れた場合、右側のグラフ群がピディオキシジルを入れた場合の結果です。

 

ミノキシジルとピディオキシジルをどちらも入れなかった場合は、細胞増殖を40%阻害しています。

 

ミノキシジルとピディオキシジルもそれぞれ、細胞増殖の阻害を抑える効果が見られます。

 

ピディオキシジル100μmの場合は、58.7%細胞増殖の阻害を抑えています。

 

右の図は、生体内実験でマウスに0.5%のピディオキシジルと0.5%のミノキシジルをそれぞれ局所的に塗布した場合と、何も塗布しなかった場合での成長期における毛量を示しています。

 

どちらも毛量が増加しており、ピディオキシジルの方が増加量が多いという結果になっています。

 

このことから、マウスを使った実験ですが、ピディオキシジルも育毛効果があるということは言えそうです。

 

ピディオキシジルに期待できる可能性のある効果

ピディオキシジルの作用・効果として以下の5つが期待できます。

  1. ・頭皮の血管を拡張させる
  2. ・毛母細胞の働きを向上させる
  3. ・ヘアサイクルを改善する
  4. ・頭皮への浸透のしやすさ
  5. ・副作用がない
頭皮の血管を拡張させる効果とは?

薄毛の1つの原因は、血液の流れが悪くなっていることから、頭皮へ送られる栄養が不足しているためであることがわかっています。

 

ピディオキシジルには、頭皮の血管を拡張させ、血液の流れをよくする作用が期待できます。

 

これにより、毛髪の成長に必要な栄養分を頭皮へ確実に送ることができますので、薄毛の改善効果も期待できます。

毛母細胞の働きを向上させることによる効果とは?

 

毛母細胞は、毛髪を作る役割を持つ細胞です。

 

上図の「毛包」には毛細血管が網の目状に張り巡らされており、毛母細胞は、毛細血管から栄養分を吸収しながら増殖・分化を繰り返して毛髪を形成しています。

 

男性型脱毛症になると、毛包が矮小化するので、毛母細胞への栄養が不十分となり薄毛・抜け毛の原因になります。

 

ピディオキシジルには、この毛包の矮小化を改善する作用が期待できるので、毛母細胞の増殖・分化の働きを活発化させる効果も期待できます。

 

ですので、細い毛髪を太い毛髪に、抜けやすくなっている毛髪を抜けにくい毛髪に育てることが期待できます。

 

ヘアサイクルを改善させることによる効果とは?

 

髪の毛の数は、生まれたときから人それぞれ決まっています。

 

通常、上図のように、毛髪の成長は「成長期」→「退行期」→「休止期」を繰り返しており、この繰り返しをヘアサイクルと呼んでいます。

 

男性型脱毛症になると特に成長期のヘアサイクルが短くなるため、毛髪が十分に成長できず、薄毛・抜け毛の原因になります。

 

ピディオキシジルは、成長期のヘアサイクルを正常にする働きが期待できるので、薄毛・抜け毛を改善することができます。

成長期とは、毛細血管からの栄養で毛髪が製造されている状態です。毛母細胞が盛んに分裂を繰り返し、毛髪を上部へ押し上げています。期間は、およそ2年〜6年で、通常は毛髪全体の90%が成長期の段階にあります。

 

退行期とは、毛母細胞の分裂が衰えている時期で、期間はおよそ14日前後です。この期間は、毛髪の色を決定する色素細胞も活動が衰えます。

 

休止期は、細胞分裂が止まり、毛髪の製造や伸長が止まります。この期間は、3か月ほど続き、その後、成長期に戻ります。この時に、古い毛髪は抜けていきます。

ピディオキシジルはミノキシジルに比べて頭皮に浸透しやすい

ピディオキシジルは、ミノキシジルよりも分子構造が小さいため、浸透力が高いのです。

 

したがって、頭皮へ確実に浸透していきますので、より高い育毛効果が期待できます。

 

ピディオキシジルはミノキシジルに比べて副作用がない


ミノキシジルは高い発毛効果があるかわりに、副作用が問題となっています。

 

しかし、フィンジアに含まれているピディオキシジルは、副作用がないように改良されているため、副作用の心配はありません。

 

なお、副作用がないことを利用して、まつげの美容液など、デリケートな目元には既に使用されていることからも副作用の可能性は低いのではないかと思います。

まとめ

・ピディオキシジルには、発毛・育毛効果は正式には認められていない。

 

・マウスを使った実験では効果があることが実証されている。

 

・期待できる可能性のある育毛効果はある。

 

ピディオキシジルは、現在はまだ不明な部分も多いのですが、将来は効果が期待できる成分かと思います。

 

フィンジアの公式サイトはこちら